「新潟名物三角ちまき」を手作りしてみました
もち米を笹の葉で包んだ「ちまき」。
恥ずかしながら私は生まれてこのかた、ちまき=中華ちまきしか食べたことがありませんでした。
給食で出てくるのも、スーパーで売ってるのも中華ちまき。
あれ。これって地域差?調べたところ、
端午の節句にちまきを食べるのは関西で、関東ではちまきを食べる風習がありません。確かに、こどもの日に食べるのは柏餅だと思ってました。
しかも、このちまきも地域によってあんこ入りの団子だったり形も細長だったりするみたいで、地域差って面白いですよね~。
新潟の三角ちまきはとてもシンプル
新潟ちまきは、もち米を笹で包んで煮るだけというシンプルなもの。笹の香りがもち米にうつってとても上品です。
きな粉をつけて食べます。素朴ながら美味しいです。
ちまき作ってみた
用意するものは、笹の葉、一晩水につけたもち米、ちまきを結ぶ紐。
紐はすげという植物を乾燥させたものを使用します。
ベテランは簡単に笹の葉をくるんと丸めてますが、結局私は一回も上手く丸めることが出来ませんでした(笑)難しい。
この丸めた笹にもち米をいれ、すげで三角にまとめます。
五個ずつ束にして、鍋いっぱいの水から一時間茹でます。
茹で上がったら、水にとって冷まし、食べる前に水をきります。
完成~!
笹の殺菌効果で数日は日持ちするそうです。ちまきは作り立てより少し時間がたった方がもち米がまとまって美味しい。
地産地消
笹の葉も、三角ちまきをまとめるすげも辻又産。
すげは切り口が三角形なのが特徴。六つ季の家の近くに生えています。
新潟で昔から親しまれてきた三角ちまきを、地元で採れたものを使い手作りしたとても貴重な体験でした!